お手元に届くまで
「そねはらのお米」は、一つの農家が種まきから籾摺り、梱包に至るまで、
一貫して栽培、管理をしています。
有機JAS規格適合の種子消毒液(エコホープ)を使用した種籾を、苗ばこに撒き、ハウスで苗を育てます。元気な苗にするためには、温度管理がとても大切です。また、毎朝の水まきも欠かせません。
苗が青々と育った頃、畦塗り、田おこし、水はり、代掻きと、早春より準備した田んぼに、みんな総出でいよいよ苗を植えていきます。
2024年から、乗用草取り機を導入したので、無農薬米エリアを広げることができました。まだまだ慣れないところもありながら、今まで何日もかけた作業が数時間で終わり、とても助かっています。
夏の間はひたすら水の管理とあぜ草を刈る作業に明け暮れます。水の量は、稲の成長のタイミングで調整したり、水路や畦の状態との兼ね合いもあって、いつも気が抜けません。夜中に起きて水を止めに行くことも。
稲を観察し、美味しい頃合いを見て、しっかりと洗浄したコンバインで収穫します。乾燥機も、慣行栽培のお米が混ざらないよう念入りに掃除します。なるべく低めの温度で、ゆっくり乾燥することで、本来のおいしさを保つように努めています。
ご予約注文をいただいて、新鮮な状態でお届けするため、発送直前に籾を摺り玄米にします(現在は、玄米のみでの販売となっております)。色彩選別機にかけていますが、黒い部分が混ざることがあります。気になる方は取り除いてお召し上がりください。